この日は香港から、マカオに日帰りで行って来ました。
片道1時間半くらいの船旅です。
料金は片道140元前後。
マカオは知ってのとおり、中国特別行政区の扱いで、香港と同じく旅行者から見れば入国手続きもいるし、通貨も異なるし、中国とは別の国みたいです。
マカオと言えばカジノ。
と思いがちですが、結構歴史もあって街歩きも結構できます。
1887年から1999年までポルトガルの植民地ですが、マカオにおけるポルトガルと中国の交流は、明の時代までさかのぼるらしい。
その歴史にちなんだ遺産がたくさんあります。
広東語の他にポルトガル語も公用語。
船がマカオに着いたらすぐにバスに乗って街の中心へ。
バスからの景色がおもしろい。ここかしこにポルトガル語の標示が出ている。
高級ホテルやそれに併設されたカジノが立ち並ぶ中をバスは走っていくが、
路地にはマカオの庶民の生活の匂いが染み出している。
つい最近行ったラスベガスとはそういうところが少し違う。
まだブログは書いていないが、僕はラスベガスのカジノで完敗している。
なのに今日の夜、僕はまたカジノへ行くんだろうか。
日本にもゆかりのあるイエズス会は、ここマカオを拠点にしていました。
日本人なら知らない人はいないフランシスコザビエルはマカオで亡くなったのですが、
聖ヨセフ教会には彼の右腕の骨が展示されています。
遺体の大部分はインドのゴアにあるみたいです。
でも耳と毛は母国ポルトガルのリスボンに、
胸骨は東京に、歯はポルトーにあるらしいです。
バラバラやん・・・。
カジノは24時間ですが、やっぱり夜の雰囲気がいいのでワイン博物館に行って時間つぶしてました。
日が暮れると僕はやっぱり一番有名なリスボアのカジノに吸い込まれていった。
フラフラと。
マカオのカジノはラスベガスのように気取っておらず、いわゆる金持ちみたな人だけではなく、
結構庶民的な雰囲気なのでなじみ易い。
ミニマムベットも、ラスベガスより少し低いので、
バックパッカーもギリ楽しめる。
飲み物も飲み放題だし。
カジノの中を一歩でて、飲食街みたいなところに行くと、
とっても美人のお姉さんたちがいます。それを連れて歩く金持ち中国人がいやらしく見えます。
昔沢木耕太郎の深夜特急を読んでから、「大小」というゲームをやってみたかった。
とてもシンプルなゲームで、ディーラーがスイッチを押すと三回ガコンと揺れる機械を使う。
それにより、入れ物の中で振られた‘3つのさいの目の合計’を使ったゲーム。
4~10は小、11~17は大というふうに賭けるのが一番シンプル。
ただし3、18を含むぞろ目が出たらディーラーの勝ち。
しばらく観察していると、出るさいの目は同様に確からしいのに、なぜか大が7回とか連続で出たりする。
前回大だったから今度は小だ!みたいなんもかなり外れる。
見ていても作中の沢木のように何もひらめかないので、財布から100香港ドルを取り出す。
一時は2倍に増えた。
ギャンブルには、変な波があるみたいで、
何連勝もしているときは、入れ物の中の賽の目が見える気さえしたのに、波がないときは何回かけてもあたらない。
そのうち頭がぼーっとしてくる。
そうなったらチップはどんどん減っていく。
最初100香港ドル(1000円)だけ使おうという気だったが、
ふと我に帰るとまた新たなお金を追加していた。
僕は日本ではギャンブルをまともにしたことがないですが、
旅先では変な血が騒いでくるようです。
貧乏旅であるだけに、もしかしたらここで大金が手に入って・・・
みたいな夢がちらつきます。
大小は展開が早いので、増えるのも減るのも早い。
時に増えつつ、減りつつしながら50ドル(500円)がミニマムベットの台で、元金4000円で二時間以上遊んだ。
そして結果、やっぱり負けました。
4000円が消えてなくなりました。ギャンブルにはつくづく向いてません。
貧乏なのでショックがでかいです。
夜のフェリーの便で、絢爛なマカオの街を後にし、とぼとぼ帰りました。
人生はそんなに甘くないです。
バックパッカーの皆さん、節約頑張りましょう。
ああ、情けない。
そろそろ物価の安い中国に移動しないとー。
片道1時間半くらいの船旅です。
料金は片道140元前後。
手続きはとても簡単。 |
いちおう入国カードも書かされます。 |
今日はかおりさんという、香港のトラベラーズホステルに迷い込んだ女性と
マカオに行く日が一緒だったので、同行することになった。
西回りの世界一周中であるかおりさんとは、縁があってアジアでは割と会うことになる。
マカオは知ってのとおり、中国特別行政区の扱いで、香港と同じく旅行者から見れば入国手続きもいるし、通貨も異なるし、中国とは別の国みたいです。
マカオと言えばカジノ。
と思いがちですが、結構歴史もあって街歩きも結構できます。
1887年から1999年までポルトガルの植民地ですが、マカオにおけるポルトガルと中国の交流は、明の時代までさかのぼるらしい。
その歴史にちなんだ遺産がたくさんあります。
広東語の他にポルトガル語も公用語。
船がマカオに着いたらすぐにバスに乗って街の中心へ。
バスからの景色がおもしろい。ここかしこにポルトガル語の標示が出ている。
高級ホテルやそれに併設されたカジノが立ち並ぶ中をバスは走っていくが、
路地にはマカオの庶民の生活の匂いが染み出している。
つい最近行ったラスベガスとはそういうところが少し違う。
まだブログは書いていないが、僕はラスベガスのカジノで完敗している。
なのに今日の夜、僕はまたカジノへ行くんだろうか。
セナド広場。 街の中心。 |
聖ドミニコ教会。 マカオは、アジアにおけるキリスト教布教の基地でした。 |
中国各地にある、三国時代の武将関羽を祀る廟。 関羽は学問の神だったり、商売の神だったり、いろいろです。 僕は関羽が大好きです。 |
とうぜんお参りしました。 |
香港でもよく見た、2週間燃えるという線香。 |
聖ポール大主堂跡。 今は前面のみ残っています。 地下には日本人やベトナム人の殉教者の骨があります。 |
壁にのぼって覗き込む。 少しローマのスペイン広場に似てる。 空に突き刺さる奇怪な建物がホテルリスボア。 |
あのころの宣教師は皆はげていたのだろうか。 はげがトレードマークのザビエルを同定できない。 |
日本人なら知らない人はいないフランシスコザビエルはマカオで亡くなったのですが、
聖ヨセフ教会には彼の右腕の骨が展示されています。
遺体の大部分はインドのゴアにあるみたいです。
でも耳と毛は母国ポルトガルのリスボンに、
胸骨は東京に、歯はポルトーにあるらしいです。
バラバラやん・・・。
お腹がすいたので、屋台で飯。 海鮮カレーのだしで、おでんみたいに具を選べる。 うまかった。 |
ホテルリスボア下からの図。 |
はい来ました。 |
日が暮れると僕はやっぱり一番有名なリスボアのカジノに吸い込まれていった。
フラフラと。
マカオのカジノはラスベガスのように気取っておらず、いわゆる金持ちみたな人だけではなく、
結構庶民的な雰囲気なのでなじみ易い。
ミニマムベットも、ラスベガスより少し低いので、
バックパッカーもギリ楽しめる。
飲み物も飲み放題だし。
カジノの中を一歩でて、飲食街みたいなところに行くと、
とっても美人のお姉さんたちがいます。それを連れて歩く金持ち中国人がいやらしく見えます。
昔沢木耕太郎の深夜特急を読んでから、「大小」というゲームをやってみたかった。
とてもシンプルなゲームで、ディーラーがスイッチを押すと三回ガコンと揺れる機械を使う。
それにより、入れ物の中で振られた‘3つのさいの目の合計’を使ったゲーム。
4~10は小、11~17は大というふうに賭けるのが一番シンプル。
ただし3、18を含むぞろ目が出たらディーラーの勝ち。
銀色の蓋をしてある入れ物の中で、賽の目を振ってから、みんないっせいに賭ける。
その後は、すぐに結果が出るのでルーレットみたいに、待ち時間がない。
このスピード感から大小はけっこう人気があって、僕もこっちの方が好きだ。
しばらく観察していると、出るさいの目は同様に確からしいのに、なぜか大が7回とか連続で出たりする。
前回大だったから今度は小だ!みたいなんもかなり外れる。
見ていても作中の沢木のように何もひらめかないので、財布から100香港ドルを取り出す。
一時は2倍に増えた。
ギャンブルには、変な波があるみたいで、
何連勝もしているときは、入れ物の中の賽の目が見える気さえしたのに、波がないときは何回かけてもあたらない。
そのうち頭がぼーっとしてくる。
そうなったらチップはどんどん減っていく。
最初100香港ドル(1000円)だけ使おうという気だったが、
ふと我に帰るとまた新たなお金を追加していた。
僕は日本ではギャンブルをまともにしたことがないですが、
旅先では変な血が騒いでくるようです。
貧乏旅であるだけに、もしかしたらここで大金が手に入って・・・
みたいな夢がちらつきます。
大小は展開が早いので、増えるのも減るのも早い。
時に増えつつ、減りつつしながら50ドル(500円)がミニマムベットの台で、元金4000円で二時間以上遊んだ。
そして結果、やっぱり負けました。
4000円が消えてなくなりました。ギャンブルにはつくづく向いてません。
貧乏なのでショックがでかいです。
夜のフェリーの便で、絢爛なマカオの街を後にし、とぼとぼ帰りました。
人生はそんなに甘くないです。
バックパッカーの皆さん、節約頑張りましょう。
痰も吐きたくなるよそりゃ。 |
そろそろ物価の安い中国に移動しないとー。
1 件のコメント:
旅とカクテルの「カクテル」
大小ゲームの章はメッチャ印象的よな♪
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