2011年1月22日土曜日

10.31


バスターミナルには早朝着くのでやはり寝て待つ。
明るくなったのを見て、出発。
外は快晴。やっぱ地中海沿いの天気は好きやなぁ
歩いてユースホステルに向かう。ベッドがあることを祈りながら。
そして見つけた6人ドミのベッド(17ユーロ)。神に感謝。
11時からキッチンが空くらしいので、1時間、お預けをくらった犬のように舌を出して、ロビーにお座りして待っていると、ひどく悲しそうな顔をした190センチほどあるだろう巨漢のアジア人が近づいてきた。
日本人、韓国人、中国人の若い世代の外見は似通ってきている。日本人なら、目があった瞬間おじぎをする。目が合った。どうやら日本人だ。話を聞くと、彼はバルセロナに着いてまもなく、地下鉄のホームでサブバッグの盗難にあったらしい。中に入っていたものを聞いて同情した。
iphone,クレジットカード、カメラとそのデータ、財布、お土産のスイスナイフその他・・・
しかも昨晩は野宿を余儀なくされたらしいw
保険で取り返せることや、iphoneの電話帳は同期すれば戻ること、それに皆だいたい盗難にあっていることなど、話していると、彼は落ち着いてきたみたいだ。こういうときは日本語を話したら安心感を覚えるからやっぱり母国の力は不思議だと思う。
スペインはいたって安全に見えるが、多くの人が盗難や強盗にあっている。僕がここまで無傷でいることがむしろ幸運なことみたいだ。友人のCFや、ニット帽を失くしたことくらいかな。でも、南米は無傷ではすまないだろうなぁー。盗られるとしたらカメラかな。
(←当時の予言が当たりました。)

大学が大阪らしく、年も一つ下でなんだかかわいげのある巨漢だったので、仲良くなってしまった。190cm、110kg。その名もジャンボ。ひねりがなさすぎる。
キッチンでジャンボと一緒にパスタを作り、食したあと、衝撃が走る。
片付けようと僕がベネチアで買ったボロネーゼの缶詰内と口のところにアオカビがわんさか繁殖しているのを発見。
こんなにグロテスクだったのに気づかなかったなんて。確かにすっぱかったな。
でも、食べた後に発見してよかったと思ったあたり、日本の自分とはどこか違うw
ミネラル水を買わず、台所やトイレの水道水をガンガン飲んでいるひげ面の僕を見て、巨漢に野人呼ばわりされた。そういうお前も飲んでるだろうー。
夜はお酒を飲んで寝ました。
スペインでレアルや、バルサの試合を見たかったけれど、どうも日程的に叶わないみたいだ。また今度。
明日はカンプノースタジアム行って、サグラダファミリア行こうーっと。
下すだろうと思われたお腹はどうもありませんでした。


バルセロナのなんちゃら門。

バスケの試合やってた。
マドリード選抜対バルサ選抜。

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