ケープタウンに戻り、宿へ行く前に南アW杯の試合が行われたスタジアムの近くまで行ってみた。
W杯が懐かしいです。 |
日本はケープには来てないんでしたっけ?? きれいなスタジアムでした。 |
渋滞中の車内。 |
途中、野生ペンギンが生息するボルダーズビーチに寄ってペンギンを見た。
入場料35Rもとられた。
なにか特別な自然保護をしている感じはなかったのだが・・
ペンギンが暮らしているのはペンギンの勝手。
ペンギンたちが利口になったら、その入場料の何%かをよこすようにデモを起こすかもしれない。
まあそんなことは何にも知らないペンギンはとってもかわいい。
おった~ |
うんかわいい。皆どこみてんのかなぁ。 |
彼は居眠り中ですね。 |
ああかわいい。
じつはペンギンを見ることは、僕の旅のちょっとした目標でした。
ああ、重ねていいますけど、もちろん野生のペンギンたちですよ!!!
(もし餌付けしたりしてたらショックすぎます。)
ああ、かわいかった。
さて次は喜望峰Cape of Good Hope
車でかなり先までいけるが、入場料は75Rだった。
パーキングに車を止めた後、喜望峰までは徒歩45分。
あの先にある岬がそうです。 |
喜望峰から南の海をのぞむゆうたさん。 その後ろのへっぴり腰さんが笑えます。 |
よしいえは自前のブブゼラを吹き鳴らします。 |
この先は南極 |
高い所は大丈夫な人なんです。 |
がけから頭を出すとこんな感じ。 |
マジで邪魔だったブブゼラも、 南アフリカに来れてうれしいに違いありません。 これをプレゼントしてくれたきんちゃん。 ありがとう。もう捨てていいですよね? |
ついにアフリカの南のはしっこ(正確には喜望峰は最南端ではない)
これまで
スーダン→(日本)→エジプト→エチオピア→ケニア→タンザニア→ザンビア→ナミビア→南アフリカと巡ってきたアフリカ編もついにフィナーレ。
これで、アフリカを北から南まで踏破したことになります。
アフリカ縦断を意味するCape to Cairo(ケープ から カイロへ)の反対ですね。
東アフリカを旅する人たちの経路は、あんまり選択肢も少ないので、
結局5人で南アフリカまで来たわけ。
ワイワイって感じでもなかったけど、みんなのおかげで楽しかったな。
多分、これからヨーロッパ、南米、北米、アジアも周るけど、
アフリカが一番になるんじゃないかなぁ。
それくらい、ハードだったしいろいろ感じることは多かったな。
アフリカといえば。
陽気で、きどらない人たち。
自然。
今も独自の生活をする民族たち。
白い歯が目立つ屈託のない笑顔。
そういうのがアフリカの魅力だなんて、
わざわざ旅しなくても写真見て、テレビ見て、適当に想像できる。
2ヶ月前にカイロに降り立った僕が、
アフリカを旅して喜望峰に立って語る感想がこんなだとを知ったらがっかりするかもしれない。
なんか気のきいた感想言わんかいって。
言葉で表現すると、感想は似てくるかもしれないが、
かぎりなく特別で、再現不可能な感想を持っているつもり。
これまでの写真の中にいた無名の人たちは
自分にとって、いまや名前を持ち、声をもつ。
テレビで悲しい顔で写っている子どもが、
白い歯をみせて笑うことを知る。
路上で汚いおばあさんに「I love you kiss me」と売春を求められたときの
つかまれた腕の感触。
ライオンがシマウマを食べる音。
オットセイの匂い。
バスの砂煙。
シャワーの冷たさ。
インジェラの味。
見るたびに唖然となる夕日の赤。
毎日、同じ空の青。
そして星空。
目を閉じると浮かんでくる。
バスの席を必死でとりあう現地人や、
ロバにのって川へ水を汲みにいく女性たち。
旅行者の興味をひこうとがんばる明らかな人相悪い男
路上で生活してる足の悪いおばちゃん
バナナを売ってくるこどもたち。
みーんな存在して、生活してる。
わりと真剣に。
この瞬間も。
ジョンレノンか!w
いやでもまじでぜんぶまぶたに焼きついている。
だから特別。
それを証明できるのは、僕のまぶたの裏側を見れる僕だけです。
「いや、ほんでどうやったん?」
それでも答えを用意するとしたら。
僕は目をつぶって五感全てで感じたものを一通り思い出したあと、
言葉を待つ人には、こうとだけ教えてあげることにしよう。
「アフリカはよかったな。なんかシンプルやから。」
スーダンにて。 |
ケニアにて |
タンザニアにて。 |
ナミビアにて |
ザンビアにて |
南アフリカにて。 |
エチオピアにて。 |
エジプトにて。 |
スーダンにて。 |
あーとりあえず無事にアフリカ編が終わろうとしていることに、
安心しています。
1 件のコメント:
この日記すき!:)
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