2010年11月23日火曜日

11.17

朝9時にテントから這い出す。

天気、体調ともに快調。

テントをたたみ、ザックを背負って残りのトレッキングの道を行く。

レモンテー

ここにも氷河。

そらー。

こういう標識が要所に立っているので迷いません。

樹のトンネルをぬけて

野の一本道をぬけて

湖に出る。

あの嵐で折れたのかな。

セロトーレっていう天に突き刺さる剣のような山も名物なのですが、
下山してきたトレッカーに聞くと、スペイン語(理解不能)とジェスチャー(理解可能)で、
今日は霧がかかって見えなかったと教えてくれた。

なので、村に帰ることにした。
この日は7時間歩いても、下りが中心だったので楽だった。


前も書いたが、エルチャルテンの村はなんか寂しくて、好きだ。


ユースホステルにて自炊して、
他のトレッカーたちと山の話をする。
何かを共有すると、英語でも話が続くものだ。

それは日本語でも同じかー


翌朝のカラファテ行きバスチケットを買って、仮眠をとり、久しぶりにブログを書いた。


このトレッキング最終日は気持ちいいくらいに晴れていたが、
やはりフィッツロイの頂上は雲に巻かれていた。
嵐を耐えて、天候待ちまでしたのだが、
3日を通してフィッツロイの本当の頂は、ほんの少しの間だけ、しかも遠くからしか見えなかった。

まあいいや。

英語において、
「top」は「頂上」を、
「topness」は「真理」を意味するらしい。

頂上は真理に近いってことかな。

"Topness is better unseen."


自分にはまだ見えないくらいがいいな。

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