ドナウ川が一番きれいに見えるらしいのですが、
ドナウベンドの町の中でも昔ハンガリーの都だったエステルゴムに行くことになりました。
ブダペスト市内のバスターミナルから、1時間くらい。
田舎の町を走っていきます。
着いた街は、想像よりもさびれたローカルな街でした。
市場がありました。 |
ここにはきれいな町並みと、ハンガリーで一番大きなまたしても聖堂があります。
丘に登って寄り道しながら、
歩きます。結構遠いんですね。
丘の上にあったハンガリー国旗。 イタリアじゃありませんよ! 国境の町だから、こういうふうに国旗がたくさんあった。 |
丘から見た景色。 緑の屋根は聖堂ですが、要塞みたいに見えますね。 |
丘にあった十字架。 |
これが大聖堂の正面。 |
近づくとマジデでかかった。 ミスミ氏は身長190くらい。あります。 官僚やのに背高いとか!! |
天井のところね。 確かに今までの聖堂ではダントツにでかかった。 |
中は確かにすごかった。
まあ体育館並みに広い。たとえが貧弱。、
クーポラ(丸い塔のてっぺん部分)に登れるらしいので行ってみる。
かなり息が荒くなるぐらいの階段を登ると、とても見晴らしがよかったです!!
緑色のぼうしの部分にのぼります。 4ユーロ。 尋常じゃない段数の階段を登ったすえたどりつきます。 風が強くて飛ばされそう。 |
川の向こうはスロバキア。 橋をはさんですぐです。 |
高所恐怖症気味のミスミ氏。 確かに柵が低いし、歩きにくいぐらいの風。 でも僕はなぜかこういうのほとんど怖くないです。 |
帰ったら、賛美歌が歌われていました。 おじーちゃんおばーちゃん賛美隊。 |
あんまりうまくないのですが、ちょっと感動しちゃいました。
中途半端にうまいよりは下手なほうが気持ちが伝わってきて素晴らしいと思います。
イタリア人グレゴレッティ作の聖母マリアの昇天。 世界最大級のキャンパス画。 作品が大きすぎてマリアさんの頭と体の比率があってない気がする。 |
ここで、塔の上から見えていたスロバキア領に行ってみたいということで、
橋を歩いてわたってみました。
歩いて、何の審査もなしに国境通過っていうのは、まだ僕には違和感があります。
通貨も言葉も違うんですから。
途中の道。 秋。 |
んな感じで、こっから先はスロバキア。 これで一カ国増えたー。わーい。 |
もち反対側にはハンガリー国旗。 ナイス。 |
ミスミ氏は結構語り合えた気がする。
彼はいろいろ、僕の知らないことを教えてくれたけれど、
特に興味深かったのは、
官僚は、社会主義国に旅行してはいけないルールになってるということでした。
うーんいまだにそういうのあるんですね。
まあ、国の中核を担うわけですから、そういう制約がつくのはしょうがないか。
彼が行くのは警察庁らしいです。
将来ミスミ長官が誕生するかもしれませんね。
英語ができなくて悔しいとか、日本ももっとがんばらなあかんとか、
けっこう共感してました。
公僕というのはおおげさだけど、
そういう人たちは、待遇とか含めてちやほやされる代わりに、
社会に奉仕しないといけないのだ。
彼なら大丈夫だ!
そして、夜また二人のおもしろい大阪人に出会った。
あんまり大阪人に会わないので、その日はずいぶん笑ったと思う。
一人は、5ヶ国語話せるユダヤ文化やエルサレム周辺に詳しい研究者。
大学院生ながら、国からお金が出て研究してる超秀才。
知識の量がそりゃーもう、すごかった。しかも旅人あがりなので、穴がない。
しかも大阪弁でおもろいときた。東大生と医学生もタジタジ。
専攻はイスラム系らしいが、アラビア語、ヘブライ語に、英語、ドイツ語、あとなんかもっと言ってたな。スゲー。
アウシュビッツやマエダネク、それにシナゴーグを回ってきたらしい。
イスラエルのことは彼に聞けばいいのらしく、またいつか訪れるというと、
彼もこれからイスラエルに住むということだったので、連絡先を教えてもらった。
また会いたいな~
もうひとりはMRをやめてヨーロッパを周遊してる中で、
ノリでドイツでベビーシッターの面接に受かってしまった尼崎の人。
一年間ベビーシッターをやるかもしれないらしいw
いい加減すぎてめちゃおもろかった。
話し込んでるともう朝になっていた。
おもしろい人がいっぱいいるもんだなぁ~。
僕も明日のバスでハンガリーを出発。
次はイタリアですよイタリア。
物価半端なくあがるんだろうなぁ~。
楽しみながら気が重い。。。
がんばろう~。
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