2010年11月14日日曜日

10.24

7:13発のローマ行き。
すべての道が通じているローマについたのは11時前。
それにしても、絵の具で描いたような空はどうだ。

僕は明日このローマからアムステルダムへバスで向かうので息つく暇もない。

予約した安宿に荷物をおいて21カ国目バチカンに向かう。今日は日曜日。教皇が、大勢集まった凡人たちに有難くも手を振る日。

急いだが、少し遅かった。サンピエトロ寺院に並ぶ果てしない数百人の列だけが、教皇の人気を物語っていた。
正面奥にある聖堂の入り口から、
写真右側にまわりこんで列がつづく。
並ぶ気は起きなかった。
おそらく2時間以上待つだろうその列には並ばず、人だかりのできた場所に向かう。

なんか神輿担ぎみたいみなのがあった。これはきっとありがたいものなんだろうな。
おみこしワッショイ。
なぜ、この儀式にいた聖職者の髪の毛は皆、黒いんだろう。
お客さんは金髪も多いのに。
と、ふと疑問に思う。

焼香みたいなのが焚かれた容器を持って、
女性たちが後ろ向きに歩く。
奥に見えるのがサンピエトロ大聖堂だよん。

ローマは常にヨーロッパの歴史の中心にあった。

もう、ローマとか歴史好きな人がひとつひとつ見ていっても1週間はかかりそうだ。僕は一日しかないので、超ミーハーなコースを歩く。
ローマって感じ。

イタリアって感じ。
スペイン広場は大混雑。
僕はローマの休日を見たことがないので、
なんの感情もわいてきません。
階段をのぼっておりて3分で退却。
いわゆるトレビの泉。彫刻は確かに迫力あり。
コインを投げ入れるとまたローマに帰ってこれるらしい。
泉の中のコインを拾いたくなった僕は二度と来れないかも知れない。
だがなぜこんなに人気があるのか、皆目わからず、
1分くらいで通過。


歩くうちに、旅に出て初めて体調がかんばしくない気がしてきた。まさか風邪?

と思いきって数ユーロのジェラートを購入。
氷の割合が多くてすっきりした味でした。
いや、マジでうまかった。

う、うまい!!

食べたら、走り出したくなるくらいマックス元気になった。

腹が減っていただけだったw単純。
大きかった。
グラディエーター。
ラッセルクロウかっこいい。

コロッセオで僕の観光は終わりました。
ここはけっこう気に入りました。

外周が半分欠けてるのは、地震のせいと、コロッセオの石が良質なせいで、サンピエトロ大聖堂など他の建造物をつくるための採石場と化していたこともあったみたいです。

かえって自炊して翌日のビッグトリップに向けて、実に4食分の大量のサンドウィッチをこしらえ、片付けをしているとき、バングラディッシュ人のスタッフと話していると、話が弾み、下のカフェでコーヒーでもどうかという。少々怪しんでしまったが、日本人好きだったみたいで、楽しく話した。

ホテルの手伝いを二件かけもちしているみたいでもう遅いのに次の勤め先に行くみたいだった。
カプチーノとタバコ、イタリアでの連絡先を僕にくれた。バングラディッシュ来た時は泊めてくれるらしい。

疑ってごめんね!!

いいやつ。



続いて同室のブラジル人と話す。

ドイツで働いているが、休暇で旅行中だという。
彼は3ヶ国語話せるのに俺はなんで英語さえ十分じゃないんだー。

それでもなんやかんやずっと話していた。

やっぱ背景がぜんぜん違う人と話すのはめっちゃおもろいな。

南米も1ヶ月しかないので、ブラジルにはいけないと思うけど、機会があればまたゆっくり旅しよう。

歴史の深すぎるローマを敬遠するように、明日(明後日も)はアムステルダムへバスで向かう。

また帰って来れますように。

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