2010年12月2日木曜日

11.25



ホステルの朝食を食べて、ちょっとゆっくりしたあと滝に向かう。

バスターミナルから滝=Catarata行きバスに乗る。
そんなに乗っている時間は長くないが、観光プライス往復15ペソ。

とってもいい天気。


ボカのユニフォームを着ていたら、町で何人もの人に声を掛けられるからとてもおもしろい。
そのうちボカファンはとっても嬉しがってくれるし、
ライバルであるリーベルファンは親指を下に向けてきたりする。もちろんふざけて。
タカハラとかもそこそこ知られているみたいだ。

着いたアルゼンチン側イグアス国立公園。



イグアス国立公園アルゼンチン側。
いい天気。

イグアスってグアラニー語で、「大いなる水」って意味らしい。
グアラニー語っていうのは、スペイン語と並ぶ、パラグアイの公用語。

入場料はなんと85ペソ(2000円以上)
ただこの辺りは、いわゆるジャングルで、滝以外にもたくさん珍しい生物がいるので、
けっこう面白いです。

イグアナかなぁ。

たぬきかなぁ?;

敷地の広い公園内は、トロッコが走っているし、結構整備されているので、納得は納得。

トロッコに乗ろうとしたら、
とってもハイテンションでやんちゃな3人のブラジル人に「ボカ、ボカ!!」と話しかけられて、
一緒に座ろうといわれました。

そんなに暑くはないのに3人中2人は上半身裸だ。

一秒として黙らない彼らを筆頭に、
トロッコの乗客が何かの歌を合唱しだしたりする。
なんで皆こんなに陽気なんだ?

英語を一切話せない彼らは、スペイン語ですらないポルトガル語で話しかけてきます。


ポルトガル語で名前=ノーミらしく、
名前を聞かれてノウミだと答えると、だからノーミは何なんだ。
と詰問されたので、パスポートを見せるとめっちゃ笑ってました。

その後、なぜか公園内で行動をともにすることに。
なにやら楽しくなってきた。

日本でこんなやつらがいたら、絶対許容されないぐらい陽気で
もうすれ違った人皆に話しかけていきます。
それが見ていておもしろい。

ポルトガル語なんて、ありがとう(オブリガート?)ぐらいしか知らないけれど、
身振り手振りでなんとかなる感じでした。

滝のビューポイントには展望用の橋からアクセスできます。

トロッコ。


かなりファンキーなやつら。
めちゃ仲良くなったのに。
誰一人名前覚えてないw。

近づくにつれ轟音と、
みずしぶきが確認できます。
期待大。



サカナを探す4人。
fishぐらい英語で理解せえや!


そしてやってきました。



んん?

おおーっ!!

おぉ!!!

おぉ!!!(現在標高4040mのため、コメント適当。)

その轟音から悪魔ののど笛と呼ばれる滝です。

大迫力。

世界三大瀑布といえば、ナイアガラ、イグアス、ビクトリアなのですが、
ザンビアで行ったビクトリアは乾季のため、本気出してくれませんでした。

ですが、このイグアスは水量多いです。

天気がいいので、虹が常にかかっています。

素敵。

ブラジル人たちが記念撮影してもらいたいというので、
脚立とカメラを持ったカメラマンに撮影してもらった。

彼らが欲しいんだから写らないわけにはいかない。

30ペソでいい記念だ。

それにしてもどう保管しようかw
さて、滝のビューポイントに行った後は、
滝の下にボートで突っ込むというだけなのに110ペソもするアトラクションに挑戦。

これはちょっとやってみたかったんです。

ブラジル人三人とはおわかれして、
一人でボートの乗り場に向かいます。

その最中にも、滝がたくさん見れます。

特に理由はないんですが、滝がすきなんですよね。
強行日程なのに、わざわざ立ち寄ったかいがありました。

日本三大瀑布といえば、
袋田の滝(茨城県)、華厳の滝(栃木県)、那智の滝(和歌山県)

らしいですが、帰国したら行ってみたいなぁー。

うい!!

二次虹。

こういうモーターボートで。


ずーんってね。
まあ、先に出て行ったボートを見ていたらわかるのですが、
期待していた、いわゆる滝の向こう側を見れるわけではなく、
滝に打たれて、純粋に濡れるためのアトラクションなのです。

もちろんライフジャケットに、
ウォータープルーフのかばんを貸してくれます。

ボーイスカウト的な、子ども集団と同乗。

いつも思うことなんですが、特にラテン系の方々はテンションが違いますよね。

もう、めちゃくちゃ楽しそうにするんですもん。

ボートは、かなりの勢いで落ちる滝の、真下に近づいていきます。

迫力があって結構怖いです。

船着き場から少し行くと、もう水しぶきがすご過ぎて、
カメラなんて出せたもんじゃありません。

まあ正直に言うとほとんど目を開けられません笑

僕が最後に撮った写真はこれ。

水面近くに虹がかかっています。。

ボートは二つの大きな滝の間を往復し、結構な距離を移動しますが、
驚いたことに、この虹は距離感を変えず、僕たちの乗るボートをずっと追いかけてきました。
場所によっては、きっちり色を数え上げられるくらい鮮明に。

虹に追いかけられるなんて、めったに経験できないはず。
と、乙女みたいな感想を書いて締めくくります。

もっとたくさん、書きたいのですが、息切れが。

今、ボリビアのアンデス山中、ポトシという町にいるんですが、
人生初の高山病で苦しんでいます。

こんなにしんどいとはおもわなんだ・・・。
頭痛、吐き気、息切れ。

ブログを書くのもほんとに一苦労。

標高400mの町から一気にバスで4000mを超えるいささか無理なコース設計だったようです。
ラ・パスにいったん出るべきだったかな。
でも何事も経験。
今はただただ、体の復調を待つばかりです。


元気だったころの僕。
ボカファンにやたらウケる年代もののユニ。

こんなに大きい滝一杯あるのか??
 
 
いやはや。(宿で薄い酸素と格闘中、12月1日付けの僕より)

1 件のコメント:

コタロウ さんのコメント...
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