2010年12月10日金曜日

11.28

普通の短期旅行だと、
あんまり陸路で国境横断なんてのは、
ヨーロッパ以外あんまりない気がする。(EUは国境自由やけど)

まあ手続きは簡単で、

A国の国境で陸路で出国した後、
わずかな緩衝地帯の向こう側に
すぐB国の入国審査があるのが普通である。



24時位にパラグアイ側の国境を突破したから、すぐにボリビア側が来るはずだった。


それが10分、30分待ってもなかなか来ない。
こんな緩衝地帯が大きいはずがない。


バスで国境をわたる場合は、
だいたい出国を済ませたあと、
バスに一旦乗りなおしてバスで、次の国のボーダーに移動するか、
あるいは、そのまま乗客自身が歩いて緩衝地帯を歩いて、
入国を済ませた後、バスに再搭乗するか、そのどちらかである。


僕はボリビアの入国審査を、パラグアイの出国審査時で下車したとき、
無視してしまったんじゃないかと不安になってきた。


こうなったら、不法入国で面倒なことになるが、スペイン語でなんて聞けばいいのかわからず
しょうがないのでとりあえず寝ることに。



すると、それから5時間後、バスの運転手に起こされてボリビアの入国だよーん!
と告げられほっとした。

それにしても、その間の5時間はどこを走ってたんだろうか、
国境上を北に走っていたなら理解できるが、まあ広い南米だからなんだってありうるか。


僕が通ったボリビアのイミグレオフィスは、今までのどの国よりもしょぼかった。
もう、小屋とさえ呼べない代物だった。

外でやったほうがまだ格好つくのになと思いながら、難なく通過。

木が生い茂ってるところに、
小屋がある。
国境は基本写真撮ったら怒られます。

ガソリンスタンドで休憩中。
結構いいバスっしょ。
見かけは。

途中通った市場。
わくわくしてきますな。


アスンシオン‐サンタクルス間は遠い。

何回か休憩を挟みながらここからさらに12時間くらい走る。

案の定、ボリビア側の道は良くない。




サンタクルスはボリビアの中では2番目くらいに大きい都市。

夕方18時、バスターミナルに着いたころ、僕の体はなぜかとっても疲れていた。

それでもやることはたくさんある。
まずはボリビアのお金に両替して、明日のバスチケットを購入し、宿を探す。


休日なので、両替屋が閉まっており、露店の闇両替。
まあレートは悪くない気がする。(闇の両替おっちゃんは、銀行よりもレートがいいことも多い。)

ポトシ行きのチケット(70ボリビアーノ=840円位)を買い終わったころには、
なぜかへとへとだったので、安宿がたくさんあるだろう街の中心街に出る市内バスを見つけるのが面倒で、バスターミナルの近場で宿を3件あたって、安いところで落ち着いた。


あとでわかったが、水シャワーしかなかったのが残念だったがまあいい。

翌日も24時間バスなんてw

ここに来て体にガタが来てんなw
情けない。



ボリビアの東部にあるサンタクルスはパラグアイ同様美人が多い(らしい)。


西の方がもろにアンデス山脈で標高が高く、東のほうは平野である。
西には純粋なインディヘナが多く、東はスペインとの混血であるメスチソが結構いるのだ。

近くのローカルな店で飯を食う。肉とご飯と野菜。これがうまいし安い。

お客さんも、店員もフレンドリーでいい雰囲気だ。


ボリビアの物価バンザイ!!

ビールもうまい。

うますぎた。

かわいいなー。

パセーニャって読むのかな。


いやぁ体は疲れているけど楽しみになってきた。
バスでずっと寝ていたせいか目がさえていたので、
PCに入っている映画を見る。

本がないのが痛い。
なぜか交換せずにあげてしまったお人よしさを後悔する。


映画のタイトルは「築地魚河岸三代目」。
生魚食べたい。

飽きずにもう一本。

タイトルは「百万円と苦虫女」
蒼井優かわいい。



いやはや。

0 件のコメント:

コメントを投稿