バスの休憩のときに話したおっちゃん。 街ではオバマがやたら目に付く。 |
朝4時におきて5時前にバスターミナルに着くと、
アルバミンチ行きのバスを容易にみつけることができた。
言うまでもないが、行き先は現地人に叫びまくるしかない。
そうすると、本当にいい人か、お金がほしい人かが、助けてくれる場合が多い。
バックパッカーの間で、うざいことで有名なエチオピア人は、案外に親切である。
それにしても、なぜ日の出前に集合なんだ!!
夜行バスがあってもいいじゃないか!!
そんな不満はアフリカンパワーがかき消して行く。
アルバミンチ行きのバスは、うんざりするほど狭く、おしりが痛かったけれど楽しかった。
横に座ったエチオピア人ウィンシェットがとても素朴で、いろいろ助けてくれたおかげでいい時間をすごせた。
果物をくれたり、クッキーをくれたり、乗り換えを教えてくれたり。
こういう現地人オンリーとの移動の時間が、皆との距離が近くなっておもしろい。
旅をしているとどうしても、ツーリストとしての存在に終始する。
でも、同じバスに乗る限り乗客は一緒になって協力する。
荷物の置き場所とか、座る場所の確保とか、おやつを皆でシェアしたり、時にはけんかしたり。
こういうのが好きだ。
この人間くささは、日本では味わえないと思います。
実際、においもくさいけど笑
アルバミンチに着いたのは夕方だった。
だいたい、どこの町でも、ツーリストに群がってツアーやホテルで手助けすると言って、
頼んでもないのにガイドをしてくる。
しつこいのなんの。
いらないって言ってもずっと付いてくる。
でも、旅なれたゆうたさんは、適度に相手を利用して楽をして現地の情報をつかむのがうまい。
結局、彼らの言うとおりにしたほうが得をするという例も少なくないのを知っているのだ。
宿にチェックインして、荷物を置き、ジンカへの通過点である用のないこの街で、ビールを飲んで、コーヒーを飲んで。
エチオピアからは、マラリアの心配があるので蚊帳は宿に備わっていることが多い。
ゆうたさんと二人で、節約のためダブルのベッドに寝た。
かなり暑かった。
そして翌朝、4時に起床。
休憩のレストランにあった壁画。 |
バスの中は常にこんなん。 右下が助けてくれたウィンシェット。 |
道中はこんな家ばっかり。 |
バスから降りた瞬間、 芸能人みたいな扱いをされるゆうたさん。 |
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