9.19~20
朝10時のバスで、ナミビアのヴィントフック行きバスに乗る。
ここから、20時間の移動。
南アフリカを中心とした移動手段として有名なインターケープ社のバス。(5000円)
快適な移動だったが、なかなか寝れなかったのと、活字に飢えていたので、文庫本を三冊読みきった。
現地人たちはとってもうるさい。うるさいという言葉ですら足りないぐらい声がでかい。
とっていた席も勝手に奪うし、あまり思いやりがない。
日本的な意味で、彼らのバスでのマナーの悪さには目に余ります。
まあ今までにもそういうことはあったし、ほんとにひどいときなどは腹を立ててしまうときりがないのです。
気づいたんですが、そういう場合にも、マナーのよい現地人は特に注意したりはしないのです。
旅をしているときには主張しないといけないときもある。日本での自分の経験だけに基づいて、相手に注意すれば、黙らせることもできると思う。
彼らのマナーの悪さが文化だという気はないけれど、そのうるさい環境を楽しんでいくぐらい力を抜いたほうがいい。
なるべく全て自国と同じ環境にあわせようとするのは、旅行者のエゴに他ならないのだ。
あくまで、現地人の中で旅をさせてもらうスタイル。
おそらく旅行者があそこまで騒ぐと、注意されるだろうことは、少し不公平にも思えるが。
そして車内は今までのバスで体感したことのない極寒でした。
それはクーラーのせいではなく、夜の外気の冷え込みのせいでした。
アフリカは、寒い。
この事実はかなり自分の中では意外でした。
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アフリカ内を移動中の車窓で、幾度となく目にした草原の火事。
乾燥してるかららしい。 |
なぜか半そで半ズボン、しかも頭剃りたて、下は水着だったポンちゃんは凍りかけてました笑
国境も何のトラブルもなく、着いた。
名前もほとんど聞いたことなかった最果ての国へ来てしまった。
その南にて、南アフリカと接する国。ナミビア。
バスを降りるや否や、この国で有名な民族、ヒンバ族が露店を展開していた。
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ヒンバ族の女性たち。 |
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ヒンバグッズを売っています。 |
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赤ちゃんを背負ってます。
都会にいるとひときわ目立つ人たちでした。 |
おっぱい丸出しでした。
その日ヴィントフックは寒かったのにおっぱい丸出しでした。
髪の毛は、泥でつくったドレッドみたいになってた。
200円相当の紙幣をゆうたさんが差し出すと、手を叩いて喜んだたのはなんかかわいかった。
ナミビアはつい昔までドイツの植民地だったので、ヨーロッパみたいです。行ったことないけど。
とりあえず、日本並みに快適です。
でも、その快適さに出所不明の罪悪感を覚えだしたらもう立派なバックパッカーの出来上がりです。
ナミビアには、魅力的な自然がいっぱいあります。
特にナミブ砂漠。
日本人は、砂漠のイメージは等しい大きさのサラサラの砂が丘のようにもりあがったのが、ひたすら続いていく場所ですが、世界の多くの砂漠は乾いた土&ちょっとの草みたいな感じだというのが実際です。
だから、エジプトの砂漠ツアーなんかは、結構イメージと違うという感想をもつ人が多いのです。
世界で、典型的な砂漠が見られる場所はアフリカにおいて北アフリカのサハラ砂漠とこのナミブ砂漠。
それと、野生動物。
レンタカーを借りて、国内のキャンプ場をめぐっていくのです。楽しみです。
宿をとるのにかなり苦労したものの、レンタカー手配やその他もうまくいった。
さあ、この弾丸の旅の終盤にさしかかってきた。
この日の晩もよしいえシェフが自炊してくれ、こんちゃんと久しぶりにskypeした
明日は、4泊5日レンタカーの旅です。
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どれだけ国が豊かになっても、路上で生活している人はいます。 |
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ナミビアンビール。
上部には独立20周年記念の文字。 |