2010年8月31日火曜日

8.30

今日は、朝早くからカイロ郊外の街
ギザに行って参りました。

カイロから1時間もかからない
ギザには9つのピラミッドと一匹のスフィンクスがいます。

ここまでエジプトの遺跡には全く行っていないのですが、
多くのエジプト旅行者が、ここギザやルクソール、アスワン、サッカーラなど
古代エジプトの遺跡を見て周るのが普通だと思います。

でも僕は明日エジプトを出発してしまうので、
せめてクフ王のピラミッドは見ようと思いました。

あんまり気が進まなかったのは
遺跡に関しては40℃近い中を歩き回るよりも、
テレビで見たほうが意味など理解できると思うからでした。

エジプトらしいことをあまりしていないので行ってきました。

けいすけくんと一緒にタフリール広場で待ち合わせて、
地下鉄(1エジプトポンド)とマイクロバス(0.75ポンド)を
組み合わせて1時間以内になんなく到着。

バスの中から、ピラミッドが見えてくると、
思ってたより大きいことに感動しました。


街から突き出るクフ王のピラミッド

街の中から見るピラミッドが一番よかった気がします。

うざいラクダ引きを無視しながら、
チケットオフィスで入場料(学生30ポンド)を購入。

入ってみると、クフ王のピラミッドはかなり見ごたえがあった。
最初のインパクトが自分の中で消化できてくると、飽きてきます。

けいすけ君はピラミッドを気に入ったようで、
僕の数倍高いテンションでした。

結局、エリア内を歩きまわり、
容赦ない日差しの中を9時~14時くらいまで歩き回ることに。
クフ王のピラミッドの内部にも入る事に。

暑かったけれど、たぶん二度と来ない気がするので写真を撮りました。


カイロ市内が一望できる。


ベタすぎるポーズ。
クフ王です。

底部の岩はこんな大きさ。








































これは横にあるカフラー王のやつ。

これは確かメンカフラー王のやつとか。

かなりベタなことしてしまった。
はずい。
ピラミッド周辺のエジプト人たちは、確かにうるさいが、
なれたことなので、無視モード全開。

もう、とにかくお金を請求しようとする商売人は無視すればいい。

でも、エジプト人の子どもに、
真顔で何回も「失せろ!」的なことを言われたときはへこんだ。
わからないから、何を言ってもいいという感じだろう。

20日もアラビア語圏にいると、わかる単語が増えてきて、
聞きたくないことがわかるときもある。

なめられてるなー日本人。ってか、アジア人。

ピラミッドが見たいわけじゃない。
やっつけ仕事でここに来た僕は、案の定あんまりこういう観光地が好きじゃない。




じゃあ、どこに行きたいのと聞かれると困るのだけれど。



うざいエジプト人たちと、日差しに疲れて
スフィンクスの前で座っている時、見たことある顔つきの黒人の集団がいた。

話しているのはアラビア語だったので、スーダン人だと思ってよっていった。

アラビア語を話す黒人は、
スーダン、チャド、ソマリア人に限定される。




「エンタ スーダニー?」
「アイワ」


やっぱりそうだった。

「スーダン行ったことあるよ」
「スーダン タマーム」
ロシナンテスに研修に行ったときのおなじみの会話が懐かしく、楽しかった。
そこからかなり盛り上がった。
マジでスーダン人は人がいい。
このおばちゃんに気に入られ、
スーダンに一緒に行こうと言われた。

陽気なおばちゃんと子ども。

スーダンのイスラム正装であるジャラービアが
目にまぶしい。

かわいーねー!
あとの会話でチャド共和国から来たスーダン人だということがわかったんだけれど、
ダルフール紛争で、その辺がどうなっているのか知りたかったけれど、
聞くだけの英語力が、自分にも相手にもなかった。

チャドはスーダンに加わりたいんだって言ってた。

あーやっぱりスーダン行きたいなぁ。

帰りはやはりバスに揺られて帰った。

普通のエジプト人は、いい人は多い。
(ラマダン中は結構イライラする人も多い。)
何かと助けてもらいながら道中は常に順調である。

地下鉄内、ラマダン中のエジプト人の前で、水をがぶ飲みしてにらまれたりしながら、
楽しく過ごしました。


明日の夜から過酷なエチオピアへ出発です。
今日の晩飯もまたコシャリかな・・・

では。

2010年8月30日月曜日

8.28~29

8.28

朝、カイロのバスターミナルに着いて、
カイロの有名な安宿、サファリのドミに一泊。
5階まで上がるのには結構息が上がる。

エレベーターは朽ち果てている。

チェックインを済ませた後は
アフリカに向けて、テントを購入したく、
シティスターズにメトロ(1ポンド)とバス(1.25ポンド)で向かう。

エジプトの物価はそこそこ安い。
水1.5lが2~3ポンド(30~45円)

ちなみに現地人の感覚になってみると、
たぶん日本人にとっての1ポンドが100円ぐらいだという話になった。

着いたショッピングモールはエジプトとは思えないほど近代的な建物で、
スターバックスなんかもあった。

けっこう探し歩いた結果、145エジポンのテントを購入。

その後、いったん宿に帰り、
今度は、カイロのイスラム地区の市場、
ハーン・ハリーリに行き、無料で見れるスーフィーのダンスを見に行く。

スカート状の着物を着て打楽器が中心の音楽を奏でる。
スーフィーはイスラム教に分類されるらしい。
緑のおっちゃんは、
30分くらい回り続けた。
そうすることで、神と近づけるらしい。
あまりにも疲れていたので、居眠りしてしまったが、
目が覚めてもまだ、緑の人は回っていた。

最後のほうは結構グロッキーだったけれど、
あれを毎日やっているのかな??笑

崇拝の仕方は、それぞれの宗派で異なるんだろうが、
なんにせよあまりよくわからない。

レモン売りのおっちゃんは、
大声で、コーランを読んでいる。
エジプトでは、そんなにきつくないイスラム教だと聞いていたけれど、
皆戒律を守っていて、みんな神さまをあがめているようだ。

エチオピアからしばらくイスラム圏を出るけれど、
また、アラブ諸国には戻ってくるのが楽しみだ。

8.29

今日はずっと一緒に旅していたしゅうじとさのさんが帰国する日。

朝からマンゴージュースで乾杯し、お別れしました。

いい仲間と出会えてよかったと、素直に思います。

フレッシュジュース屋さん。
一杯2.5(40円)ポンドのしぼりたてマンゴージュース。
日本だったら500円くらいしそう。
ムッサラーマ!!
その後は、
イスマイリヤハウスに宿を変えて
ゆっくりブログを書いたりしていました。

明日は、朝早くおきて、
いやいやギザに行ってみようと思います。

ではこの辺で。

メンズ6

ダイビングが楽しかったのは、
メンバーによるところが大きい。

旅の醍醐味は人との出会いです。

話していると、いろんな背景があって、それぞれに旅に出た理由がある。

日本人のインストラクターに習っていたので、
当然、全員が日本からの旅人。

僕のダイバー仲間を紹介しましょう。

1.さのさん

砂漠から一緒だった。
仕事の休みに2週間の短期バックパッカー。
年は上なのに、かなり話があった笑
そして下ネタが好き。きさくで要領のいい人だった。
またすぐ会いたくなりそう。


やたら僕にエジプトのタバコである、
クレオパトラをすすめてきます。
体毛が濃いさのさんは、
モジャさんとして、親しまれていました。
僕のバディはさのさんでした。
エア切れになってインストラクターの
エアを分けてもらってるゆきとしくん
あにき分のさのさんは、
横浜で、飯をおごってくれる約束をしてくれました。

おかげさまでおもろかったっす!!
また日本で会いましょう!

2.しゅうじ

東大生。
リクルートに就職するらしい。
インドから来た。
マハラジャパンツがここまで似合うやつはなかなかいない。
動物がすきなしゅうじは、
トリマーになりたいらしい。
びふぉー
あふたー
留年したら
世界一周するらしい。
そしたらダイマスとれよ~
黒砂漠にて。
鉱泉にて。
また会おう!!
お世話になりました!!!
また一緒に旅したいわ!

3.フジイ
「ぼくなにもでけへん」が口癖のフジイ。
いつも上半身裸で、寒い寒いと言っていた。
かなりおとぼけキャラ、彼のおかげで楽しくなった。
数々の伝説を残して、ダハブからヨルダンへ行っちゃいました。

フジイはとてもいいいやつでした。
ダイビング楽しかったな!!
ヨルダン行ってもがんばれよ!!
フジイ。
彼の写真はなぜかあんまりないので、
彼が持っている、オリンパスのPENで撮った写真を紹介します。

ダハブの海岸沿いにある看板。
ラクダの乗り入れ禁止なんです。
みやげもの屋に並んだ
色とりどりのシーシャ(水タバコ)
エジプトはイスラム圏のため、
カイロではほとんど手に入らないビール。
ダハブでは毎日飲めます。
ふじいのおかげでおもろかったわ!!
しゅくらん!!
フジイの写真、タマ~ム。

ヨルダン行ってもがんばってね~。

また京都で会いましょう!

4.しゅん

あほなことしか言わない京大生。
実は、北野の同期(とーそん君)と知り合いみたい。

どこの国から来たのか聞かれる度、
「コリア」「マンセー」とつぶやいてまったく意味のないうそをつく。

僕にとってツボの笑いでした。

またタンザニアあたりで会えるかも。

旅で焼けたのかしらないがむちゃ黒い。
セブンヘブンTシャツで。
またあいませう。
シナイ山頂上にて。
ウイー!!
エジプト人はだいたいの人がムハンマドなので、
勝手にムハンマドと決め付けるしゅん。
また会おうぞ。
またアフリカのどっかで会えたらええなぁ!

5.ひでくん

アフリカ北上組。
彼は南アフリカから、ジンバブエ、モザンビーク、ナミビアなどを制覇してきたつわもの。
でもあんまりしっかりしてなくて、
正直よく切り抜けてこれたなと思う。笑
彼の話のせいで南下欲が強まった。

車の中で歯を磨き始めたひでくんは、
そのまま眠りに落ちる。
アフリカを縦断するには、
文脈がない方がいいのかもしれない笑
水中でのシングルショット。
近い。
シナイ山にて。
ぬくそうなダウンジャケット。
偶然の一致。
UTの名声は遠くアフリカまで届いています。
減圧不要限界の表の見方を講義中。
ひでくんはテストは合格ラインギリギリだったようでした。
最後は全員で。
楽しいたびのボーナスステージでした。
一期一会に感謝。

また日本で会いましょう~!

8.25~27

昨日、楽園ダハブから、喧騒のカイロへと戻ってきました。
ダハブからすれば、クラクションはうるさいし、たまにだますやつがいるし、
落ちつかないですね。

砂漠に行ってからずっと一緒にいた人たちは
日本へ帰って行きました。

僕は、31日にカイロを立ち、3カ国目、エチオピアに入ります。

いろいろ心配してくれてる人、ありがとうございます。
出発してからまだぜんぜん体調は崩していません。

アフリカを南下していく、これからが勝負です。
おそらくブログはあまり書けないと思うので、
遅れている分を書きまーす。



8.25

男6人のダイビング講習がとても珍しいらしく、
メンズ6と名づけられ、始まった講習も今日で4日目。

この日は2本ダイビングをしました。
あとの時間はゆっくり。

みんなで集合写真。


ダイブ後は勉強してました。


8.26

アンダーウォーターフォトグラフィーに挑戦。
つまり、水中写真です。
みんな、魚そっちのけで、とるのはひとばっかり!!
水中。
ポジションとりに必死。

金魚?
そして今度はナイトダイブ。

数メートル先は真っ暗闇の世界へ
もぐってみるとまるで宇宙に浮かんでいるみたいでした。
ライトがなかったら死んでただろうな。

この日はダイビングの免許を取得しました。

これは仮のカードで、ほんちゃんのやつは大阪に届きます。

浮上後。
カメラは、CANONpowershotのG10。

思ったより大変でしたが、ライセンスとれてよかった!
次の日は、ついにダイビングツアーに行ける!!



8.27

BlueHoleと、
Canyonという、名の知れたスポットでのファンダイブ。

宿からはトラックで移動。





































もうこれで6日目とあって、お互い仲良くなって、テンションは最高潮。
しゅんがおもろすぎた。

ダイブマスター取得中のたかさん。
同じく世界一周中。
海辺をラクダで移動する欧米人たち。

ダイビングの機材もトラックで運ぶ。
Canyonは海のそこにの割れ目の中に入っていくコース。
ほんまに探検しているみたい。

こういう裂け目に潜降していきます。
洞窟の中に入っていく感覚ですね。


下から見た図。
光が差し込む。

こんな感じで、
あがっていく空気もきれい。
エアーカーテンっていうらしい。






































くわいいサカナとサンゴ。
名前は忘れました。

またしても集合写真。




















BlueHoleは、水深1mぐらいのところに、急に穴があいていて、
そこから30mぐらいの深さまで、もぐっていきます。

このスポットはかなり有名で、
シュノーケリングだけでも十分楽しむことができるようです。

もちろん、ダイバーである自分たちは、
シュノーケリングなど下等な遊びはせず、
上からも、下からも、不思議な地形を堪能できます。

ロシア人たち。
デブが多いので、背脂がかなりういていました。
ここからジャンプしてエントリーします。
少しもぐると、ホールの入り口が!!
数十メートル続く細い穴。
たしかに青い穴。
Blue Hole。
サカナくんたち。
あんま写真とってないけど、
ほんとは、サカナはもっといっぱいいます。
陸の上で絶対できない動きが、
中性浮力をとればできてしまう。
深くもぐればぼぐるほど、
上下の感覚がなくなってくる。
黒いサカナくん。
インストラクターのヨシさんは、
珍しいサカナを教えてくれる。
この人がいればおぼれても安心できる。
水中で足がつっている
売れっ子インストラクター。
なんかかっこいい写真。
これがラストダイブ。





































ダイビング最高!
しつこいぐらい集合写真をとる日本人。
そういえば外国人がこんな団体で写真を撮るのをあんまり見たことがない。
僕たちのダイブはこれにて終了。

昼からは、ごはんを食べたり、ネットをしたり、パッキングしたり、
カイロへ向かうバスをとったりした。

ああ、ダハブよ、さようなら!