ギザに行って参りました。
カイロから1時間もかからない
ギザには9つのピラミッドと一匹のスフィンクスがいます。
ここまでエジプトの遺跡には全く行っていないのですが、
多くのエジプト旅行者が、ここギザやルクソール、アスワン、サッカーラなど
古代エジプトの遺跡を見て周るのが普通だと思います。
でも僕は明日エジプトを出発してしまうので、
せめてクフ王のピラミッドは見ようと思いました。
あんまり気が進まなかったのは
遺跡に関しては40℃近い中を歩き回るよりも、
テレビで見たほうが意味など理解できると思うからでした。
エジプトらしいことをあまりしていないので行ってきました。
けいすけくんと一緒にタフリール広場で待ち合わせて、
地下鉄(1エジプトポンド)とマイクロバス(0.75ポンド)を
組み合わせて1時間以内になんなく到着。
バスの中から、ピラミッドが見えてくると、
思ってたより大きいことに感動しました。
街から突き出るクフ王のピラミッド |
街の中から見るピラミッドが一番よかった気がします。
うざいラクダ引きを無視しながら、
チケットオフィスで入場料(学生30ポンド)を購入。
入ってみると、クフ王のピラミッドはかなり見ごたえがあった。
最初のインパクトが自分の中で消化できてくると、飽きてきます。
けいすけ君はピラミッドを気に入ったようで、
僕の数倍高いテンションでした。
結局、エリア内を歩きまわり、
容赦ない日差しの中を9時~14時くらいまで歩き回ることに。
クフ王のピラミッドの内部にも入る事に。
暑かったけれど、たぶん二度と来ない気がするので写真を撮りました。
カイロ市内が一望できる。 |
ベタすぎるポーズ。 クフ王です。 |
底部の岩はこんな大きさ。 |
これは横にあるカフラー王のやつ。 |
これは確かメンカフラー王のやつとか。 |
かなりベタなことしてしまった。 はずい。 |
なれたことなので、無視モード全開。
もう、とにかくお金を請求しようとする商売人は無視すればいい。
でも、エジプト人の子どもに、
真顔で何回も「失せろ!」的なことを言われたときはへこんだ。
わからないから、何を言ってもいいという感じだろう。
20日もアラビア語圏にいると、わかる単語が増えてきて、
聞きたくないことがわかるときもある。
なめられてるなー日本人。ってか、アジア人。
ピラミッドが見たいわけじゃない。
やっつけ仕事でここに来た僕は、案の定あんまりこういう観光地が好きじゃない。
じゃあ、どこに行きたいのと聞かれると困るのだけれど。
うざいエジプト人たちと、日差しに疲れて
スフィンクスの前で座っている時、見たことある顔つきの黒人の集団がいた。
話しているのはアラビア語だったので、スーダン人だと思ってよっていった。
アラビア語を話す黒人は、 スーダン、チャド、ソマリア人に限定される。 |
「エンタ スーダニー?」
「アイワ」
やっぱりそうだった。
「スーダン行ったことあるよ」
「スーダン タマーム」
ロシナンテスに研修に行ったときのおなじみの会話が懐かしく、楽しかった。
そこからかなり盛り上がった。
マジでスーダン人は人がいい。
このおばちゃんに気に入られ、 スーダンに一緒に行こうと言われた。 |
陽気なおばちゃんと子ども。 |
スーダンのイスラム正装であるジャラービアが 目にまぶしい。 |
かわいーねー! |
ダルフール紛争で、その辺がどうなっているのか知りたかったけれど、
聞くだけの英語力が、自分にも相手にもなかった。
チャドはスーダンに加わりたいんだって言ってた。
あーやっぱりスーダン行きたいなぁ。
帰りはやはりバスに揺られて帰った。
普通のエジプト人は、いい人は多い。
(ラマダン中は結構イライラする人も多い。)
何かと助けてもらいながら道中は常に順調である。
地下鉄内、ラマダン中のエジプト人の前で、水をがぶ飲みしてにらまれたりしながら、
楽しく過ごしました。
明日の夜から過酷なエチオピアへ出発です。
今日の晩飯もまたコシャリかな・・・
では。